近視の目は老眼にならないのですか?
老眼の加齢による水晶体の衰えは、近視・遠視・乱視にかかわらず起こります。
ただし、例えば近視の方が近眼用メガネをかけたとき、遠くは見えるが近くが見えにくく、メガネを外すと近くが見やすくなるというように、その状態は違ってきます。
近視とは、眼内に入った光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態を言います。
近視の度合いによって変わりますが、近視の度合いが-2.0や-3.0程度であれば、近くを見る際に眼鏡を外して、裸眼で手元を見ると十分手元が見える可能性があります。この事から「近視の目は老眼にならない」と言われるのではないでしょうか。しかし、近視の方すべてが、ちょうどよい距離にピントが合うわけではないので注意が必要です。
【ワンポイントアドバイス】
個人差はありますが、近視の方の場合でも、年齢によってピントの調整機能が衰え手元が見えにくくなりますのでご注意ください。
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