Paperglassのデザイン設計の根幹となる基本特許「薄型メガネ:特許第4881265号」が平成26年度近畿地方発明表彰「近畿経済産業局長賞」受賞!
近畿地方発明表彰において、眼鏡業界での受賞は平成元年度から平成26年度で3件あり、本件の受賞は3年ぶりとなります。 授賞式は、平成26年11月14日(金)14時から、ホテルグランヴィア京都にて行われます。
本発明は、眼鏡フレームのフロント部上縁の左右に垂直に枢支軸を設け、枢支軸によってテンプル(ツル)を枢支していることでコンパクトに折畳むことができる。
本発明に係る薄型メガネ、つまりペーパーグラスは、フロント部の両側にツルを折畳み可能に取付けた形態であるが、折畳まれたツルはフロント部の上側に配置され、折畳まれたツルとフロント部が同一面に位置する。
上記ツルは両リムの外側に設けたブローチに継手を介して取付けられるが、ブローチはリムの外側であるとともに下側に位置し、ブローチに取付けた継手から湾曲して立ち上がり、その後はほぼ真っ直ぐに延びて先端部は耳に係止できるように湾曲したモダンを形成している。
<参考資料> ■地方発明表彰とは(公式ページより)
地方発明表彰は、実施されている優れた発明、考案又は意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するものです。
地方発明表彰は、その発明が地域産業にいかに貢献しているかという観点から、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施しています。
明治37年に設立された発明協会の事業の柱でもある表彰事業。その中でも、地方発明表彰は大正10年より開始した事業であり、本表彰の歩みは日本の科学技術進展の足跡といえます。