【TV】福井テレビさんが取材に!福井テレビ Super NEWS 「ふくい元気企業」で2月25日に放送予定。
「組み上げ」工程を経て、よりメガネらしい形に! 午後2時 こんどは「仕上げ」の工程。私達は「調子とり」と呼んでいます。 手の感覚が頼りの職人技! ペーパーグラスの調子とりは、一般的なメガネより難易度が高いです。 シンプルな構造のため、一見簡単そうに思えるのですが、そうはいきません。 一般的なめがねの調子とりは、閉じたときの形、開き具合、開いたときの形などを調整します。 ひとつの調整結果を得るために、ひとつの調整ポイントが存在するのです。 しかしペーパーグラスの場合、あっちを立てればこっちが立たず。 皆さんがご存知のペーパーグラスの形になる絶妙のポイントをさぐるのは至難の技。 ちなみに、私がはじめて調子とりに挑戦したときは、15分ぐらいたっても中途半端なバランスの残念なペーパーグラスしか仕上がりませんでした。 それが職人にかかると、わずか1分程度で美しい形のペーパーグラスに。 何度見ても驚いてしまう技術です。 午後3時 最後に「ベンディング」の工程。 リムやテンプルを製造しているところを撮影に行きました。 線材の送り出し量や曲げ角度などがプログラミングされていて、次々とリムが作られていきます。 この協力業者さんでは、磨きや洗浄もおこなっています。 磨き工程は「ガラ入れ」「手磨き」の2種類。 「ガラ入れ」では、木製のチップなどが入った機械にメガネフレームを入れて、長時間回転させて細かな傷までとっていきます。 その後の「手磨き」では、「ガラ入れ」では磨ききれなかった細かな部分をきれいに磨き上げていきます。 そして、超音波洗浄されて、次のメッキ工程へとすすんでいくのです。 ここで取材撮影は終了です。 職人たちの熱い想いをたくさん撮影していただきました。 きっと凝縮に凝縮をかさねて3分ぐらいの結晶となって放送されることでしょう(^^) この模様は、は2015年2月25日(水)18:15〜19:00 福井テレビ Super NEWS 「ふくい元気企業 」のコーナーで放送予定です! ぜひ、ごらんください!
ばらばらだった部品がメガネの形に近づいていきます。 精密ねじでテンプル(耳に掛けるつるの部分)を固定する