大人の特権としての老眼鏡(リーディンググラス)
なぜ、老眼鏡用のフレームが、今もなお、全世界で発表されつづけているのか?
それは、リーディンググラス(老眼鏡)というジャンルが、ファッションにおいても認知されていることに他ならないから。
メガネ自体が、中世ヨーロッパで生まれた当初から、 知識人階級だけに許された、知性の象徴であったように、 現代の気軽にファッションで楽しめるメガネが数多くでている中、 リーディンググラス(老眼鏡)は、今だ、そのルーツを色濃く残し、 知性と経験の象徴であることを印象づけています。
リーディンググラスを掛けこなす事こそ、 大人の特権として許されたひとつのファッションといえるのかもしれません。